お知らせ : 2016
スペックルコントラスト測定装置専用ソフトウェアをバージョンアップしました
スペックルコントラスト測定装置専用ソフトウェアをバージョンアップしました
バージョン1.4 => 1.5
リリース時期:2016年12月
変更点:
- Windows10対応
- オプション機能の追加
- タブコントロールによる操作画面の切り替え
- フォーカス調整時の撮影画面表示サイズの選択肢増設:
旧バージョン:2択(プレビュー画像の等倍と0.5倍)
新バージョン:4択(プレビュー画像の等倍、0.5倍、2倍、3倍)
- 空間周波数フィルタのノッチフィルタ対称成分の自動生成
- フォーカス調整量の数値化(コントラスト検出方式)
- キーボードの矢印キーによる測定領域の位置移動
- ホットピクセル除去データのファイル名表示
- 繰り返し測定データグリッドビューに測定名称、測定カラー名、アパーチャ№を表示
- 画素データファイル(full)の読み込み
*「スペックルコントラスト測定装置」の詳細資料をUPしました
スペックル測定国際標準化発行
オキサイドでは2011年にレーザディスプレイ・プロジェクタ開発向けにスペックルコントラスト測定装置を世界で初めて販売を開始し、多くのユーザ様に高い評価を得ております。
スペックルという現象は以前より光学現象として一般的に認知されておりましたが評価手法(測定時の各種測定パラメータ、測定条件など)の標準化がなされておりませんでした。
そこでオキサイドでは測定装置販売当初からスペックルコントラスト測定に関してレーザー学会(※1)、およびJEITA(※2)のご協力のもと測定方法の標準化に向けた働きかけを行い、国際標準機関であるIEC(※3)のTC110(WG10)において測定方法の標準化作業が進められてきました。この度、日本提案が承認されて、2016年6月7日に正式に発行(※4)されました。
今後は標準化された測定方法に従い、プロジェクタ・ディスプレイ分野の製品開発、技術開発が活発化し、より良い製品が市場に提供されることを祈念するとともにオキサイドも産業界の発展の一助として活動を継続してまいります。
<注釈>
※ 1:一般社団法人レーザー学会(URL; http://www.lsj.or.jp/laser/)
※ 2:一般社団法人 電子情報技術産業協会(URL; http://www.jeita.or.jp)
※ 3:国際電気標準会議(URL; http://www.iec.ch)
※ 4:測定方法の国際標準
IEC 62906-5-2:2016 Laser display devices -Part 5-2
Optical measuring methods of speckle contrast (2016年6月7日発行)
https://webstore.iec.ch/publication/25037
※ 5:スペックルに関する用語の定義
IEC 62906-1-2:2015 Laser display devices – Part 1-2: Vocabulary and letter
symbols (2015年7月16日発行)
https://webstore.iec.ch/publication/22908
【お知らせ】横浜事業所移転について
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さてこのたび,弊社横浜事業所は下記のとおり移転することとなりましたので、ご案内申し上げます。
今後とも引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
【移転先住所】
横浜事業所
〒 240-0005
神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134
横浜ビジネスパーク ウエストタワー11階
電 話 :045-444-9511
ファックス:045-444-9521
アクセス http://www.officenomura.jp/ybp/access/
久保田研究所
〒212-0032神奈川県川崎市幸区新川崎7-7
かわさき新産業創造センター KBIC #203
電 話 :044-201-8730
ファックス:044-201-8731
アクセス http://www.kawasaki-net.ne.jp/kbic/annaizu.html
【新住所での業務開始日】
平成28年7月1日(金)
【その他】
なお、DUVレーザ製品、および、スペックルコントラスト測定装置、その他のお問い合わせは下記までお願いします。
電話:0551-26-0022
メール:sales@opt-oxide.com
Dr. SPECKLEが機械振興協会協会長賞を受賞しました
レーザー光源は、今後ディスプレイ光源として応用されることが期待されていますが、システムの長寿命化、省電力化、画質の高精細化や色再現範囲の拡大などの良い点が多い半面、スペックルというノイズが発生し、画質を著しく低下させることがあります。「Dr. SPECKLE」はレーザーを利用したディスプレイの性能評価、特に画質に大きな影響を及ぼすスペックルコントラストの定量的な計測が可能な世界初の測定装置です。
本装置が今般、(一財)機械振興協会より「人の目の構造に着目した理論解析に基づいた光学系を構成することにより、人の感覚に近いとする評価結果を得ている。本業績が普及することにより、国際的な標準化への貢献も期待される」※との評価を受け、「機械振興協会会長賞」を受賞しました。
Dr.SPECKLEの製品一覧はこちら
Dr.SPECKLEの技術情報はこちら
◊レーザープロジェクタおよびレーザディスプレイ関連の受託開発支援も行っております。
⇒ 詳細はこちら
※ 引用:機械振興協会ウェブサイト「新機械振興賞受賞者業績概要詳細」
http://www.jspmi.or.jp/system/l_cont.php?ctid=130502&rid=1191