株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長に就任いたしました山本でございます。

前期の業績は、皆様にご心配とご迷惑をおかけする結果となりました点につきまして、あらためてお詫びを申し上げます。

私は、2007年に弊社に入社し、今年で17年目になります。CFOとして、一貫して管理部門を管掌させていただいておりましたが、今後COO職を兼務するにあたり、ご挨拶としてオキサイドの方向性について私の考えをお伝えしたいと思います。

弊社は、2000年に創業者で社長を務めてまいりました古川が創業し、今年で25年目となります。今後の方向性として、「変えずに大事にしていく点」と「今後の持続的な成長に向けて変えていく点」をご案内申し上げます。

まず「変えない点」は、技術者の創造性を生かすフィールドです。「涵養」という、水ヘンに函館の函、養分の養、と書きますが、こうした水分を湛えた環境、フィールドを大事にしていくことです。従来も今後も、これが弊社の成長であり、企業価値向上の源泉であると考えます。

また、「変える点」は、すべての社員が成長し、そして弊社が成長し、ひいては企業価値向上に繋がるような仕組みにしていく点です。こうした仕組みや制度の変更、構築に取り組み、人的資本経営にある、従来の人件費=コストから「投資」へパラダイムシフトさせる流れを形成していきたいと考えます。

以上私のご挨拶とさせていただきます。

今後も、弊社オキサイドへ、従来同様、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(2024年5月30日 第24回定時株主総会後のご挨拶より)