QCW266nm レーザ

製品概要

QCW(疑似連続波)266 nmレーザは、従来よりも出力の高い連続波レーザをお求めのお客様のために開発されたレーザです。パルスレーザではありますが、100 MHzという高い繰返し周波数であるためにピーク出力が低く、お客様の光学系やサンプルへの損傷を連続波レーザの様に最小限に抑えることが可能です。20年以上の歴史を持つ深紫外(DUV)波長266 nm 連続波(CW)単一周波数波長変換レーザで使われて来た非線形結晶を使用し、深紫外線の損傷を低減するためのノウハウに基づいて新たに開発された信頼性の高い266 nmレーザです。

 

特長

・超高純度BBO結晶

オキサイド独自のBBO結晶の卓越した品質により、装置として平均出力3 Wで5000時間以上の動作を実現しました。結晶の劣化が少ないため、高いビーム品質で長期間安定した動作を保証します。

・高信頼性ファイバー光増幅技術

独自の要素技術を用いて、安定な高出力赤外線光源を社内で構築し、このレーザ光を2段階の波長変換により、長期間にわたり安定な266 nmのレーザ光源をご提供します。

・低消費電力

高効率の増幅及び波長変換方式により、450 W未満の非常に低い消費電力動作を実現しました。

 

アプリケーション

  • 半導体検査、露光機
  • ラマン分光
  • フォトルミネッセンス