単結晶材料 技術情報
世界に先駆けて開発した技術 そこに私たちの存在価値が生まれます
オキサイドは、フォトニクス時代のデバイスが要求する高い光機能を持つ単結晶を多様な育成方法で提案します。その中で、原料自動供給二重坩堝法は、オキサイドが物質・材料研究機構のライセンスを受けて確立した他社にない独自技術です。これによって、従来は入手が困難とされた高機能で高品質な単結晶を育成することが可能になりました。さらに、オキサイドでは、要求される単結晶に適したCZ法、EFG法、TSSG法、FZ法、VB法など多種多様な結晶育成技術を保有し、幅広いお客様のニーズにお応えしています。
既存の材料では得られなかった特性の実現を目的とした新材料の探索をお手伝いします。単結晶材料の研究開発は勿論のこと、セラミック材料の探索においても単結晶試作と物性把握は有効な手段となります。
材料探索を効率よく行うためには、フィードバックしながら複数回の試作を短時間で繰り返す仕組みが必用になります。弊社では融解実験やFZ法による結晶試作と結晶状態の評価を組み合わせることでそれを実現します。
結晶育成が難しいことから、1)高い性能を有するが実用的な寸法が得られない、2)高い結晶品質が得られず性能を最大限に発揮できていない、といった問題を有する単結晶材料、その大口径化や高品質化をお手伝いします。
材料の割れやすさ(脆さ)や高い育成温度、偏析による不均質、不純物や異相(結晶内介在物)の発生などが育成の難易性を高める要素となります。弊社では原料供給、高精度温度制御、溶液攪拌の基盤技術をもって大口径や高品質を実現します。
結晶育成が難しく、これまで実用化・商業化に至らなかった単結晶材料の量産体制と安定供給を提供します。加えて結晶製造におけるコストダウン検討もお手伝いします。
弊社の結晶技術者は日立・東芝・三井系列の会社で結晶の開発・製造に携わっていた経験者で構成されています。加えてNEC・多木化学・日立金属といったメーカーから単結晶事業や技術を導入してきました。これらの知識ノウハウを組み合わせることで高いレベルの製造技術を実現します。